【振り返り】ノーマーク杯(令和4年9月度)に参加してきました。

今回は、令和4年9月10日に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。
五段の参加が多くて四段以下がいつもより少ない印象で、参加者数は17名となりました。

初戦はH騨7級との9子局。
本大会は9子が最大のハンディキャップとのことです。
とはいえ、これだけ石を置かせるのは初めての経験でした。

白1~7はあまり好みでないのですが、普通のカカリでは紛れが少なくように感じました。
黒22では23、黒38では39と手堅く隅を守られたほうが嫌でした。

本譜は流れとしては白悪くないのですが、それでもまだまだ足りないのが置き碁の難しいところ。
実戦は終盤でなんとか追い抜いたのですが、大石がアタリんいなっているのを見逃して作って1目負けでした。

2戦目はI(宏)五段との対局。

私の黒番。
黒11までは愛用の布石。
白14の手抜きは意外な手で、黒15の三々入りが絶好となりました。

白16と左辺で小さく囲わなければならないようでは黒有利。
黒19ではAと受けたほうが自然でしたが、本譜でも有利が崩れたわけではなく制勝しました。

3戦目はT三段との2子局。
2か月前にも対局しており、その時は勝たせていただきました。
【振り返り】ノーマーク杯(令和4年7月度)に参加してきました。

黒10は部分的に大きな手ですが、他に大場がたくさんあるのでむしろありがたかったですね。
白11以降はAIはAを推奨しており、黒から押さえ込まれるのは避けたいようです。

黒22は現代的ですが14との相性があまりよくなく、それなら24まで打つなら14ではBと大きく構えたいところでした。

少しずつ布石でうまく打つことができ、リベンジマッチを跳ね返しました。

4戦目はO野寺五段と。
こちらは2か月半振りの対局となりました。
【振り返り】カッパ杯(令和4年6月度)に参加してきました。

私の黒番。
一間高ガカリに対して白6のコスミは珍しい手。
しかしこの手は経験済みで、黒7からツケ引いて白の格好があまりよくないとみていました。

黒13は単に27~29を決行するところだったかもしれません。
白16は黒からAと打たれるのを消したのでしょうが、堂々と17と立たれたほうが嫌でしたね。

本譜なら白がうまく立ち回った展開。
中盤で相手の錯覚により大石を取ることができて大勝しました。

5戦目はI(博)五段との対局。
割りとよく当たる相手ですね。

私の白番。
黒9は意外な手で、10と押さえる一手だと思っていました。
白12ではAも有力で、部分的には2戦目にも出てきましたね。


黒は模様を築いたので白18と要点を押さえたのですが、AIに読ませるとBと打って辺は囲わせていいという判断をされました。
模様の荒らしかたを勉強してこうした構想も打てるようにしていきたいと思います。

黒19と白20がかわれば白が打ちやすい形勢でしょうか。
終始手堅く打つことができて勝つことができました。

最終成績4勝1敗で、賞(ギフト券500円分、センター内コーヒー券2枚)をいただくことができました。
またがんばります。

タイトルとURLをコピーしました