上図は▲２六桂と変化したところ。
桂打ちで玉頭から攻めようという手となります。
上図以下
△８七銀 ▲５六銀 △３三角 ▲７七角
△７六銀不成▲３四桂 △７七銀不成
上図以下
▲４二桂成 △同金左▲７七桂 △６七歩成
▲同 飛 △同飛成▲同 銀 △７七角成
▲５六銀
△４二同金左は横からの攻めを意識した取りかた。
続いて△６七歩成から飛車交換を迫っていきます。
上図以下
△６九飛▲８一飛 △６一歩▲６二歩
△７六馬▲６七銀打 △同 馬▲同 銀
△同飛成▲６一歩成 △同 龍▲同飛成
△同 金
△６一歩の底歩に対して▲６二歩と歩を合わせるのは手筋の攻め。
後手は△７六馬が絶好の切り返し。
先手は▲６七銀打と飛車のラインを遮断しにいきますが、ばっさり△６七同馬と切って真っ向から戦っていきます。
上図以下
▲６二歩 △７一金 ▲７二歩 △６二金
▲５一銀 △５二金右▲４二銀成 △同 金
▲６一飛 △４一銀
△７一金～△６二金は、手順をつくした攻め。
▲６一飛と飛車を打ちおろしてきたら△４一銀と横腹のキズを埋めます。
上図以下
▲５一金 △５二銀打▲９一飛成 △５五角
▲９二龍 △１五歩 ▲７一歩成 △１六歩
▲２六香 △３四桂 ▲５六角 △２六桂
▲同 歩 △４四香(結果図)
▲５一金の俗手には△５二銀打に徹底防戦で応じます。
先手に持ち歩がないのをみた△１五歩が厳しい端攻め。
結果図はコビン攻めの調子がよく、後手優勢です。
将棋盤
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