四間飛車▲5六銀型対右四間飛車エルモ囲いー△7四歩・8四歩型③

上図は▲8四歩と変化したところ。
歩を取り込む自然な一手にみえますが、後手から厳しい反撃筋があります。

上図以下
△8七歩▲7七角 △8八銀 ▲9五角

上図以下
△9四歩 ▲5六歩 △9五歩▲5五歩
△6七歩成▲6三歩 △同 飛▲4五角
△6八と ▲6三角成


△9四歩に対して▲8六角と引いてくれるのなら大きな利かし。
本譜は▲5六歩と指し、勢い角交換になります。

更に▲4五角と指してきたなら妥協の余地はなく、飛車交換に持ち込みます。

上図以下
△7九飛 ▲4八金引 △8九銀成(結果図)

△7九飛と飛車を打ちおろすのが当然ながら厳しい一着。

▲4八金引は△5八とや△6六角を緩和した手ですが、△8九銀成とした結果図は後手良し。
次に△5六桂を狙いがあるのが大きいです。

将棋盤

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