【振り返り】ノーマーク杯(令和4年11月度)に参加してきました。

今回は、令和4年11月12日に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の振り返りをしていきます。

これまでの記事はこちら
 【振り返り】ノーマーク杯(令和4年7月度)に参加してきました。
 【振り返り】ノーマーク杯(令和4年9月度)に参加してきました。
 【振り返り】ノーマーク杯(令和4年10月度)に参加してきました。

初戦はK池五段との対局。

私の黒番。
黒17や黒21は以前同じような布石を打たれた際に検討で出てきた手です。

黒25でAと打ちましたが、次の狙いがなく気が利かない手でした。
代えて黒Bと打つのが有力で、白18や白22のように白Cから黒Dを利かしたとしても白Eには黒はFやGの狙いが残り十分でした。

本譜は難しい碁にしてしまいましたが、四隅のの貯金が生きて10目半勝ちとなりました。

2戦目はE藤五段との対局。
E藤五段とは久しぶりの対局でした。

私の白番。
黒15まではエンドウ五段愛用の布石。
白18では24と一本利かしてAと打つのも有力でした。

白42で実戦はBとツメましたが、Cのほうが大きかったようです。
ただ、この後相手が無理な攻めをしてきたため、大石を取って中押し勝ちとなりました。

3戦目はS本五段との対局。
交流は以前からありましたが、対局は意外にも初めてでした。

私の黒番。
黒25まではまずまずの布石に感じていました。
黒25では代えて26やAも感想戦で示されましたが、対局中はあまり考えていませんでした。

白26に対して黒27は堅すぎたかもしれません。
代えて黒Bと打つくらいですかね。

白40は黒41から典型的なマガリ四目から死に形に持ち込めます。
黒43、45、47のどこかですぐ49と仕留めたほうが最善だったかもしれません。

白46はS本五段の実力からしたら信じられないような着手でした。
黒49まで打てれば黒が打ちたいところをすべて打てた換算となり、中押し勝ちとなりました。

4戦目はK田五段との対局。

私の白番。
黒7ではいつもならAとハサんでくるところでしたので、意表を突かれました。
黒11に対する用意がなく、白12以下はアドリブで打っていましたがまずまずの進行だったようです。

ここからの打ち方がまずくて苦戦を強いられてしまいましたが、うまく逆転して最後は26目半と大差勝ちとなりました。

競争相手も負けて全勝が私一人となったため、5戦目を待たずして優勝が確定。
前月から2か月連続の1位となりました。
いまの実力から考えれば望外の結果だと思います。
またがんばります。

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