今回は、令和５年９月23日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。
初戦はＯ川五段との対局。
私の黒番となりました。
黒23等ではＡとして右下の白を攻めるのも有力でした。
黒33は34と打つのがよく、好機を逸してしまいました。
黒35では下辺ヒラキでに打つべきでしたね。
黒43では少し形は悪いですが44とすべきでした。
これで形勢を損ねてしまいましたが、上辺がうまくまとまって勝つことができました。
２戦目はＴ四段との定先での対局。
黒13は定石ハズレですが、少考していたので外してくるかもとは思っていました。
白18ではＡと打つのをＡＩは推奨していました。
白22ではＢと右辺で戦うのもありました。
白28や30ではＣが有力でした。
実戦も白有利の形勢ですが、安定していない白が２つあり苦戦。
最後は相手のポカに助けられてなんとか勝つことができました。
３戦目はＭ（慎）初段との４子局。
黒40までは四隅すべて同じ進行。
隅はまだ完全な地ではないので、これなら十分打てるなと感じていました。
しかし、黒66まで大石を取られてしまい負けを覚悟しました。
ただ、ここから中央に大きな地を築いてかつことができました。
４戦目はＦ越五段との対局。
私の黒番となりました。
白18は定石ハズレ。
黒19では23が優りました。
黒25では単に27と打つべきでしたね。
黒41では42とが優りました。
以前も打たれたことがあったと思うので、とがめられなかったのは悔しいですね。
黒59ではＢが優りました。
黒61でもＢと打つところでしたね。
難しい戦いにしてしまいましたが、相手の一失により大石を取って勝つことができました。
４連勝により、本大会を優勝でおさめることができました。
５か月振りの全勝で、素直にうれしいですね。
またがんばります。
