【振り返り】カッパ杯(令和5年8月度)に参加してきました。

今回は、令和5年8月26日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。

初戦はM井五段との対局。
私の白番となりました。

黒11が意表の一手。
白12ではAと露骨に攻める手もありますし、無難に打つならBもありました。

本譜は中途半端な手順を続けてしまい、白30ではCと打つべきでした。
実戦は打ち込んでいった白5子が取られてしまいましたが、その後より多くの黒石を召し取って勝つことができました。

2戦目はO原1級との5子局。

黒16二間ビラキや黒30キリはやや緩い手と感じていたのですが、大きなミスをしてくれない限りは5子局の差は埋められませんね。
白39ではAとちょっと脅してみるところでしたか。

大変な碁でしたが、相手が中盤以降緩んでくれたため、8目勝ちにおさめることができました。

3戦目はY田初段との4子局。

Y田初段との対局はいつも同じような進行になるのですが、悪い意味で慣れてしまっていました。
それが47の二間ビラキで、これまで緩い手でも勝てていたので今回も、とあぐらをかいてしまったのです。
47では代えてAやBと石が張った打ち方をしなければいけませんね。

これにより、いつもは白星をいただいているのですが、本局は2目負けを喫してしまいました。

4戦目はK崎五段との対局。
私の黒番となりました。

黒25までは研究手順。
黒27では単に29もあるようです。

黒37は悪くない手でしたが、Aと露骨に両ノゾキで迫るのも有力でした。
以降、しばらく両ノゾキをAIを推奨しています。

黒39は最善のようですが、白40に対するプランを立ててから打つべきでしたね。
黒55が感触の悪い手で、おかしくしてしまいました。

本局はここから二転三転するのですが、最後はチャンスを生かせず負けてしまいました。


本大会は2勝2敗で終了。
1大会で2敗したのは久々かもしれません。
たるんでいる部分があると感じているので、次は気を引き締めてがんばりたいと思います。

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