今回は、令和6年3月23日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の5局目の振り返りをしていきます。
黒番:O 五段
白番:つなよし
第1図
黒11はちょっとした趣向。
これには白12がピッタリとなります。
白14は場合の手。
ここはやはり参考図白1ハネで応じたいところでした。
第2図
白は無難に進めましたが、参考図のように踏み込みたいところでした。
シチョウを勘違いしてしまい、打ち込むことができませんでした。
第3図
白36とやっと打ち込むことができましたが、黒37サガリは意外な応手でした。
白38となんとなく打ってしまいましたが、参考図のように固める手も考えるべきでした。
第4図
白52では参考図のように横に展開したいところでした。
本譜は激戦となり細かい戦いに。
最後は半目負けとなってしまいました。
本大会は4勝1敗で2位に終わりました。
優勝に手が届きそうなところで負けてしまったのは残念ですが、また研鑽を積んでがんばりたいと思います。
のびしろしかない。