今回は、令和6年7月7日に岩手囲碁センターで行われた例会5局目の振り返りをしていきます。
黒番:つなよし
白番:N 八段格
(3子局)
第1図
N八段とは今年4度目の対局。
ここまで1勝2敗と負け越している相手です。
【振り返り】エクナ杯(令和6年2月下旬度)に参加してきましたー5局目N八段格戦振り返り
【振り返り】エクナ杯(令和6年3月下旬度)に参加してきましたー4局目N八段格戦振り返り
【振り返り】エクナ杯(令和6年6月上旬度)に参加してきましたー2局目N八段格戦振り返り
白19まで悪くないワカレでしたが、対局中は地に辛い白に分があったと感じていました。
白23に対して黒24とシチョウを気にしましたが、参考図のように右下の戦いを継続するのも有力でした。
第2図
黒26では27とがんばるのもあったようです。
黒28は堅すぎな手で、黒29とすべきでしたね。
白35に対しては黒36~38が部分的によく用いる応手。
黒40は積極性を重視した手で、代えてAと素朴にトビも有力でした。
白57には黒58と受ける相場と思っていましたが、参考図のように反発する手があったようです。
第3図
黒68とハザマがあるのを承知のうえで白石を攻めにいったのがお気に入りの手で、黒72まで進めば中央の黒地が絶大。
お相手に「勝負どころがなかった」と言っていただけた内容で、完勝することができました。
本大会は4勝1敗で終了。
またがんばります。