今回は、令和6年12月1日に岩手囲碁センターで行われたエクナ杯囲碁大会の1局目の振り返りをしていきます。
黒番:N 五段
白番:つなよし
第1図
N又五段とは今年2度目の対局。
前回はなんとか勝たせていただいています。
【振り返り】エクナ杯(令和6年5月下旬度)に参加してきましたー2局目N又五段戦振り返り
黒9はやや珍しい印象。
白14までは定型なのでこう打つところです。
黒23には白24と三々に入っていくのが性分。
白32では参考図のように進めるのが優りました。
さかのぼって、黒29で31なら本譜のツケが有効でした。
黒37で下辺の黒を補強しなくていいのが黒29の効果です。
第2図
白42では、参考図のように利かしを入れてから下辺に打つのが優りました。
本譜は黒47と白48の交換がむしろありがたいなという気持ちでした。
第3図
白52が酷い手で、代えて参考図に打つのが優りました。
まだしも59ハネで打つべきでしたね。
本譜は何を攻めているのか分からなくなってしまい、最後は大石を取られてしまい負けとなりました。