今回は、令和8年5月10日に紫波グリーンホテルにて行われた第80回アマ名人戦岩手県大会・予選リーグ1戦目の自戦記をお送りします。
先手:つなよし
後手:Yさん
初手から以下
▲4八銀 △3四歩▲5六歩 △4四歩
▲5七銀 △3二銀▲7六歩 △4三銀
▲6八銀上 △3三角▲6六歩 △4二飛
▲6七銀 △4五歩▲6五歩 △4四銀

上図以下
▲3六歩 △6二玉▲6八玉 △7二玉
▲7八玉 △8二玉▲9六歩 △9四歩
▲6八金 △7二銀▲5八金上 △5二金左
戦型はショーダンシステム模様に対して後手が四間飛車から△4四銀型を採用。
飛車を振るとこの形は悪くなる認識でしたので、居飛車に切り替えました。

上図以下
▲6六角 △5四歩▲7七桂 △5五歩
▲4八飛 △5六歩▲同銀左 △5五歩
▲6七銀 △5三金
▲6六角~▲7七桂は好みの形なのでこう指したいところ。
ただし、△5五歩からの仕掛けは覚悟しなければなりません。

上図以下
▲7五歩 △6四歩 ▲7六銀 △6二飛
▲6四歩 △同 金 ▲6五歩 △5四金
上図では▲7五角と後手に態度を聞くのが優りました。
本譜は△5四金が好形で、悪くしたなと感じました。

上図以下
▲7四歩 △同 歩▲9五歩 △8四歩
▲9四歩 △8三銀▲9三歩成 △同 香
▲同香成 △同 玉▲8六歩
次に△5六歩~△5五銀をみせられているため、先手は忙しい展開。
そこで、▲7四歩~▲9五歩と仕掛けていきました。
△8四歩では△9五同歩と応じられていたら先手困っていたと思います。

上図以下
△8二玉▲8五歩 △7五香▲8四歩
△同 銀▲8八香 △8三歩▲8四香
△同 歩▲7五銀 △同 歩
△7五香が好手で、手の組み合わせが難しいと感じました。
7六の銀を支えるために▲6七金右と手を入れるか悩みましたが、シンプルに攻めていきました。

上図以下
▲7四銀 △8三銀 ▲同銀成 △同 玉
▲8五歩 △9二飛 ▲8四歩 △7三玉
▲9三歩 △6二飛
▲7四銀は最善ではなかったようですが、▲6三香の狙いと△6五金を消して悪くない手だと思いました。
△9二飛には冷や汗をかきましたが、▲9三歩が△同飛に▲8五桂を用意した感触のいい手でした。

上図以下
▲7五角 △7四香▲6四銀 △同 金
▲同 角 △同 飛▲同 歩 △7二銀
上図では▲7四歩と打つのは利かし得だったと思います。
ただし、本譜▲6四銀から清算できて手ごたえはありました。

上図以下
▲6三金 △同 銀 ▲8三飛 △6四玉
▲6七香 △6五歩 ▲同 香 △7五玉
▲6三飛成
上図では▲7五歩~▲7六歩と桂頭をケアするのが冷静だったようです。
本譜は一気の寄せを目指しましたが、玉を上部に上がられておかしくしてしまいました。

上図以下
△9六角 ▲8七銀 △8九銀 ▲8八玉
△8七角成▲同 玉 △9八銀打▲9六玉
△8六金 ▲9五玉 △7六玉 ▲7四龍
△7五歩 ▲8八香 △8七銀成▲9四角
まで111手で先手の勝ち
上図では△8六玉と上がられていたら寄せの駒が足りず大変な将棋でした。
本譜は▲9六玉~▲9五玉と逆にこちらが寄らない形を作ることができ、なんとか勝つことができました。


