今回は桃影戦黄ブロック、チーム「激辛わさび入り握り寿司」対チーム「如月てぃっちぱん」副将戦のあんぱんさんとの一戦をお送りします。
大将戦はすでにこちらが制しており、この対局に勝てば予選リーグ突破となる大きな一番でした。
桃影戦についてはこちら
対頓死戦はこちら
戦型はあんぱんさんの後手角交換四間飛車に対して中住まいで挑みました。
角交換型の将棋にはこのバランス型しか指してこなかったので、これで負けたら仕方ないという気持ちで進めていました。
上図以下
▲８六歩 △１五歩 ▲８五歩△３三桂
▲７五銀 △５四歩 ▲２九飛 △５三銀
△１五歩で△３五歩と仕掛けてきたら▲２六飛と飛車を浮く予定でした。
本譜は△１四角をスペースを作って次こそ突いてくるのかなと思っていましたが、予想に反して待機戦術をとってきました。
それならと▲２九飛と地下鉄飛車に構えて攻勢に切り替えました。
△５三銀以下
▲８九飛△５五歩▲６五角△５四角
▲８四歩△同歩▲同銀△６五角
▲同桂△６四銀
△５五歩が敗着と言ってもいい悪手で、▲６五角が金取りと玉頭攻めの両狙いとなって絶好となりました。
飛車角銀桂の理想的な攻めとなり、優勢を意識しました。
△６四銀以下
▲８三歩△７一玉▲５三角△６二金
▲８二歩成
まで59手で先手の勝ち
▲８三歩では▲７三銀成からの３手詰みで、大将ののりさんに局後指摘されるまで気がつきませんでした。
こんな簡単な詰みが見えないとは恥ずかしいです。
とはいえ、本譜も厳しい攻めで手ごたえを感じながら指していました。
△６二金で△６二角なら▲６四角成が狙いでした(▲８二銀までの詰めろ)。
投了図は詰みまではまだ先ですが、先手陣は手つかずで勝ち目無しとみたのでしょう。
快勝で予選リーグ突破を決めることができました。
