上図は▲６四歩と変化したところ。
桂取りを受けず、攻め合い辞さずの構えです。
上図以下
△７七角成 ▲６三歩成 △６八馬 ▲同 金
△７四飛
上図以下
▲８八角 △３三桂▲７五歩 △７一飛
▲６四と △６一飛▲６五歩
▲８八角は攻防の角打ち。
続く▲７五歩は毒まんじゅうで、△同飛なら▲６六角打が刺さります。
上図以下
△８九飛▲６六角 △４四桂 ▲８三角
△５六桂▲同 歩 △７九飛成 ▲５八金寄
△６九龍
▲６六角に▲６六角打には、△７六桂が厳しい反撃となります。
後手は△７九飛成～△６九龍とにじりよって手を作りにいきます。
上図以下
▲６一角成 △同 金▲６八飛 △７九龍
▲５五歩 △６五銀▲同 と △４七銀
▲同 銀 △４九龍▲５四歩 △６七歩
▲同 飛 △７六金▲３八銀打 △７九龍
▲６九歩 △６七金▲同 金 △５四歩(結果図)
▲６一角成で▲８八角には、△７八竜から千日手を狙ったり△７一飛と変化する手が生じて後手悪くなさそう。
結果図は互角の形勢。
先手からは▲５四同とや▲４五桂、▲５八銀等が有力で、いずれも難解です。
将棋盤
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