今回は、2022年(令和4年)9月15日に行われた第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選5ブロック、石井健太郎 六段ー深浦康市 九段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます。
主催:朝日新聞社、日本将棋連盟
先手:石井健太郎 六段
後手:深浦康市 九段
石井六段は前局で島朗九段の一手損角換わりを早繰り銀で破り本局に臨みます。
【ハイライト】第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選石井ー島 | つなよしのボードゲーム研究所 (tsunayosi.com)
深浦九段は西尾明七段に勝ち本局へ駒を進めました。
戦型はオールラウンダーの石井六段が四間飛車を採用。
深浦九段の居飛車穴熊に対して▲5五歩と積極的に仕掛けました。
端を絡めた攻防が続いているところですが、▲3七銀から矢倉に組み替えたのが面白い組み立て。
手厚い棋風の石井六段らしい指しまわしに感じます。
△3三角と銀取りがかかっているところですが、無視して▲1五歩が強手。
端攻めの適当な受けがなくなり、先手の石井六段が押し切りました。
将棋盤
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