今回は、2022年(令和4年)7月26日に行われた第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選5ブロック、加藤桃子 清麗ー島 朗 九段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(2023年1月18日許諾済)。
主催:朝日新聞社、日本将棋連盟
先手:加藤桃子 清麗
後手:島 朗 九段
本局は先手の加藤清麗が早々に飛車先を交換しましたが、前例の多い相掛かりに合流しました。
互角の形勢が続いていましたが、▲4九玉は危険な一手でした。
△6五歩▲同歩△4五歩
が機敏な攻めで、後手がペースをつかみました。
▲7五歩と桂頭を攻めにいきましたが、△7六歩が鋭手。
▲同金だと△7六飛成ですし、▲同銀には△6六角があります。
本譜は▲8八角としましたが、△8七歩が痛打となり島九段が押し切りました。
将棋盤
0手