今回は、2023年(令和5年)6月24日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、横山大樹 アマ 対 森本才跳 四段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(２０２３年９月11日許諾済み)。
主催：朝日新聞社、日本将棋連盟
先手：横山大樹 アマ
後手：森本才跳 四段
戦型は森本四段の後手四間飛車に対し、横山アマがトーチカ囲いで対抗。
△４三飛が受けの形の1つで、▲４五桂の強襲にも角を引いて受けることができます。
上図から
△６四同角▲同角△６三金打
がプロらしい負けない将棋という印象を受けました。
横山アマは悠長に角を成ってもいられないとみて、角切りから踏み込んでいきます。
上図から△７八銀の放り込みが次の一手に出てきそうな一手。
以下
▲７八同金△６九飛成▲７九銀△６四竜
で打ったばかりの角を回収することに成功。
以降も手堅く指していった森本四段が勝利を手繰り寄せました。
将棋盤
0手
