今回は、2023年(令和5年)7月11日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、藤本 渚 四段 対 井上慶太 九段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(２０２３年９月11日許諾済み)。
主催：朝日新聞社、日本将棋連盟
先手：藤本 渚 四段
後手：井上慶太 九段
戦型は先手の藤本四段が横歩取りを見送り、後手の井上九段が横歩を取るたまにみられる趣向策に打って出ました。
上図から▲２四歩がなるほどという一手。
▲２四同飛～▲３四飛と飛車交換に踏み込み、華々しい攻防になりました。
上図から▲１五角が善悪はともかくとして攻防に働いている雰囲気の出た手。
井上九段はここでスパークをかけましたが、先手玉を討ちとるには至らず藤本四段が凌いで勝利となりました。
将棋盤
0手
