今回は、2023年(令和5年)8月3日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、石井健太郎 六段 対 木村一基 九段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(2023年9月11日許諾済み)。
主催：朝日新聞社、日本将棋連盟
先手：石井健太郎 六段
後手：木村一基 九段
戦型は矢倉対雁木模様の戦いに。
上図で▲３五歩と先手から積極的に仕掛けていきました。
上図から
▲６五銀△６三銀▲７七桂
が参考になる手順でした。
△６五歩なら▲同桂で次に▲７三歩成をみせるのが大きいです。
たまらず後手は△４二玉と逃げましたが、▲３五桂が急所に入っており先手がペースをつかみました。
上図から
▲６八玉△７八桂成▲５七玉
が冷静な好手順でした。
これで先手玉が寄らない格好になり、手堅くまとめた石井六段の勝利となりました。
将棋盤
0手
