今回は、令和6年7月7日に岩手囲碁センターで行われた例会3局目の振り返りをしていきます。
黒番:つなよし
白番:K 八段格
(3子局)
第1図
K八段格とは今年4度目の対局。
いままで勝ったことのない難敵です。
【振り返り】エクナ杯(令和6年1月上旬度)に参加してきましたー3局目K八段格戦振り返り
【振り返り】エクナ杯(令和6年2月上旬度)に参加してきましたー5局目K八段戦振り返り
【振り返り】エクナ杯(令和6年2月下旬度)に参加してきましたー4局目K八段格戦振り返り
黒24までは想定局面の1つ。
黒26から即座に動いていきましたがAなどとじっくり構えるのも有力でした。
黒30では、参考図のように強く戦うのもありました。
第2図
白33に対して黒34としましたが、手堅過ぎたかもしれません。
参考図のように堂々と押して、参考白2には黒13までが一例で黒戦えました。
第3図
白35~37が好手順で、お相手は少し打ちやすくなったと感じていたようです。
ただし、黒48~56がいい判断だったようで、お褒めの言葉をいただきました。
なお、56ではAでも黒十分とAIは評価しています。
黒58と打ちこんでいきましたが、参考図のように動いてから参考黒5と満を持して打ちこむのも有力でした。
第4図
白59には黒60を利かして黒62と左下に先着できるのが黒の自慢。
白63ツケに対して黒64は経験のある手でしたが、黒68では単に70が優りました。
堅すぎな手が続いてしまいましたが、置石のリードを生かして勝つことができました。
難敵相手にうれしい初白星を飾ることができました。