今回は、令和6年9月14日に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の1局目を振り返ります。
黒番:つなよし
白番:I 五段
第1図
I五段とは今年3度目の対局。
ここまで1勝1敗で本局を迎えました。
【振り返り】ノーマーク杯(令和6年2月度)に参加してきましたー3局目I(博)五段戦
【振り返り】カッパ杯(令和6年5月度)に参加してきましたー2局目I(博)五段戦
黒9と左上の三々に入っていきましたが、左下に打っていくほうが優るとAIの評価。
白10で手抜きなら、黒Aの動き出しがうるさいです。
第2図
白12は意外な一手。
代えて参考図のように進めるものと思っていました。
本譜は黒19と打ち、実利志向で展開していきます。
第3図
黒25はこういうものだと思っていましたが、代えて参考図のように進めて白の模様を牽制するべきでしたか。
本譜は足早に打ち進めていきましたが、左辺の白模様が気になります。
第4図
白34オシには驚きました。
たぶん初めて打たれたと思います。
黒35~37と下ハネを入れなかったことを後悔させてやろうとしましたが、取りにいける石ではないため小さいところでしたね。
代えて参考図のように進めるのが冷静でした。
第5図
黒41と断点を防ぎましたが、参考図のようにキリは怖くないよと主張して十分でした。
本譜は模様の張り合いとなりましたが、中央の戦いでお相手に見損じがあり最後は大勝することができました。