脇システム同型の研究ー端歩突き合い型⑮

今回は、73手目▲1二香成の変化をみていきます。

①▲1二香成
②▲2六飛

類例(▲4八歩△6九馬の交換を後回しにする)を、村山聖九段が指しています。

△1二同玉▲1四銀△2四香▲2六飛
△3七桂成▲4六飛△1四馬▲3七桂
(結果図)

結果図では次に▲3四歩が厳しい狙いとなります。

後手としては、△4三銀などと受けるか、先手の狙いを承知で△2七香成や△8四香とするか。

いずれにしても難解な戦いとなりそうです。

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