脇システム同型の研究ー端歩突き合い型28

今回は、③65手目▲6六金の変化をみていきます。

△9三桂▲7六銀△8五桂
までは想定された進行です。

上図で▲8六歩は△9五香▲同香△8六馬がうまい手順で先手困ります。

代えて▲8七歩が有力です。

▲8七歩以下
△7七歩▲同桂△同桂成▲同金
△9五香▲同香△8四銀▲5五金
△4二馬▲6五金△5二飛(結果図)

△9五香では単に8四銀のほうが自然にみえますが、本譜と同じく進んだ際に▲9一馬と香車を取るのが好便となります。

結果図は難解な形勢。

先手は▲1三歩成から端攻めする順、▲5五桂や▲5五香が有力です。

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