脇システム同型の研究ー端歩突き合い型29

今回は、④65手目▲6五歩の変化をみていきます。

△6五同馬▲6六金△5四馬▲1三歩成
△同香▲同香成△同玉▲1八飛
△2二玉▲1三歩△1四歩▲同飛
△1三桂▲1七飛
までが想定された進行です。

上図では部分的には△1四歩と再度打つ格好なのですが、▲1五歩で銀を活用されていけません。

△1二歩と受けるところでしょう。

△1二歩以下
▲1四歩△9七歩▲同香△9三桂
▲8七香△8三香▲4六角△8五桂
▲1三歩成△同歩▲同角成△2一玉
▲8六歩△7七桂成▲同金(結果図)

結果図は難解な形勢。

後手玉は恐い形ですが、先手に金駒が入らないと詰まない格好でもあります。

後手は△7六歩と味をつけたり△3六馬と潜り込む手、△2二金や△2二銀と事前に受けておく手が有力です。

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