今回は、2023年(令和5年)6月24日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、徳田拳士 四段 対 亀山 凌 アマ戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(2023年9月11日許諾済み)。
主催:朝日新聞社、日本将棋連盟
先手:徳田拳士 四段
後手:亀山 凌 アマ
徳田四段は前大会では二次予選へ進出した実力者。
プロデビューから高勝率を築いたことも話題となりました。
【ハイライト】第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選山崎(由)ー徳田戦
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【ハイライト】第16回朝日杯将棋オープン戦二次予選Gブロック・徳田ー斎藤戦
【ハイライト】第16回朝日杯将棋オープン戦二次予選Gブロック・久保ー徳田戦
戦型は脇システムの変化形に。
先手の徳田四段が▲1五歩から仕掛けていきました。
上図での▲1一香成が地味ながら印象的な一手でした。
最善は▲1二香成かもしれませんが、1二に駒を打つスペースを残しているのが面白い工夫に感じました。
上図から▲9七角が絶好の一着でした。
ここから角のラインに入った銀と飛車を取って一気の寄せに。
切れ味の鋭さが光った徳田四段の快勝となりました。
将棋盤
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