【振り返り】岩手囲碁センターの例会(教育会館賞)に参加してきましたー3局目S八段格戦

今回は、令和6年6月29日に岩手囲碁センターで行われた例会3局目の振り返りをしていきます。

黒番:つなよし
白番:S 八段格
(3子局)

第1図

S八段格とは今年4度目の対局。
今年だけでなく、通算でもまだ一度しか勝たせてもらっていない相手です。
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白1目外しもそうですが、白3ハサミが現代ではあまり見かけない一手。
定石を知らないのでまずは黒4とツケてみましたが、参考図のようにコスミから動いていくほうがAIは評価するようです。

第2図

黒8から隅を生きてみましたが、参考図のように外勢を張って戦うほうが優ったようです。
対局中は白の実利が大きすぎると感じて見送りました。

いつもなら序盤から戦いの碁になるのですが、本局はじっくりと構える展開になりました。

第3図

白45に対してAIはどちらかからオサエを推奨しているのは知っていたのですが、隅を大事にしたい性分なので黒46と対抗しました。

白47に対して黒48は気合いの反発でまずまずだと思うのですが、黒56とシチョウを気にし過ぎたのはよろしくなかったです。

ここは参考図のように下辺を連打して、シチョウには参考黒7を利かすのが大きいところでした。

第4図

白57から黒は凌ぎを強いられましたが、白も生きているところから陣地を広げているため悪くないと思っていました。

しかし、黒70が危機感のない手で、Aと安全に打つべきでした。
結果、白に上から覆いかぶされて中央と下辺の大石が分断される展開に。
なんとか生きることはできたものの、地合いは大差になっており16目負けを喫しました。

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