今回は、令和６年８月12日に岩手囲碁センターで行われた例会１局目の振り返りをしていきます。
黒番：Ｄ 五段
白番：つなよし
第１図
Ｄ五段とは今年６度目の対局。
ここまで１勝４敗。勝率にしたら２割と、かなり分の悪い相手です。
令和６年新年碁会に参加してきましたー１局目振り返りＤ五段戦
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黒19まではスラスラと進みましたが、白20は方針の岐路のため序盤ながら長考となりました。
具体的には、21とおさえるのか、25と両ガカリに打つのかの比較でした。
本譜を選べば、白24までは予定の進行でした。
白26は好形ですが、参考図のように打つのが現代調で優りましたかね。
第２図
黒27とカドに打ちこんできたのは意外。
白38は気合いで打ちましたが、最善を尽くせていたようです。
白40は参考白１が第一感でしたが、上辺をかためてしまうため打てませんでした。
しかし、まだ隙間がある布陣のため、そこまで気にしなくてもよかったようです。
第３図
白46は形の急所だと思っていましたが黒47と頭を出されると白が弱い立場になってしまいおかしくしてしまいました。
ここでは代えて参考図のように進めなければなりませんでした。
実戦は黒石に囲まれてしまい、白のピンチに。
生きるすべはあったようですが、セキだと思っていたものが眼あり眼なしでツブレ。
大差負けを喫しました。
