今回は、令和6年9月28日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の5局目の振り返りをしていきます。
黒番:H 五段
白番:つなよし
第1図
H五段とは今年9度目の対局。
ここまで7勝1敗で本局を迎えました。
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二間高ジマリに対する知識はあまりなかったのですが、黒23と白24の交換は白が悪くないかなと感じました。
黒23では、参考黒1とくるものと思っていました。
参考黒3から即座に断点を追及してくるのなら、白13まで凌ぐ形となりそうです。
第2図
少しよさそうな立ち上がりと感じていましたが、白26と黒27の交換は明らかに損でした。
この利かしはとっておき、白27を利かしにする筋も視野に入れておいて残しておくべきでした。
白34は悪くありませんでしたが、代えて参考白1とコスミも有力。
黒2には白Aがピッタリと検討に交わってくれた高段者から意見をいただきましたが、それには黒Bがあります。
よって、白はここで手を抜いて白3と戻すのが有効のようです。
白36は明らかな緩手。
黒37で変調を感じました。
白38ではAを利かしておくところでした。
以下、実利志向で打っていきましたが、黒からBと打たれると稼いだかいがなく不利に陥りました。
これが結果にも出てしまい、最後は4目半負けでした。
これにより本大会は3勝2敗に終わりました。
また頑張ります。