【ハイライト】第17回朝日杯将棋オープン戦一次予選16ブロック・阪口ー阿部(隆)戦

今回は、2023年(令和5年)8月21日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、阪口 悟 六段 対 阿部 隆 九段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(2023年9月11日許諾済み)。

主催:朝日新聞社、日本将棋連盟

先手:阪口 悟 六段
後手:阿部 隆 九段

戦型は阪口六段が十八番の先手中飛車に。

後手の阿部九段は△5四歩と早速ジャブを放ちました。

長い駒組みを終えて上図。

ここで▲5二歩の小太刀が参考になる一手。
△同飛と取ってくれれば利かしとみています。

実戦は阿部九段が△2二銀と手抜き、先手の攻めを堂々と受けて立つ方針を取りました。

後手がリードして上図。
ここで△3八馬が絶好手。
▲同金には△2九龍~△4九飛がぴったりとなります。

実戦は▲3二ととしましたが、△2九馬から押し切った阿部九段の勝ちとなりました。

将棋盤

 0

タイトルとURLをコピーしました