今回は、2023年(令和5年)９月１日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント一次予選、松尾 歩 八段対遠山雄亮 六段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(２０２３年11月７日許諾済み)。
主催：朝日新聞社、日本将棋連盟
先手：松尾 歩 八段
後手：遠山雄亮 六段
戦型は角換わりに。
上図から▲２七飛が細かい動きで、△６二金をみてから▲２九飛と引きました。
▲６九飛が松尾八段の工夫だったかもしれません。
▲４五銀△６三銀が入っている形で▲６九飛とまわるのは何局かみたことがあります。
後手が勝勢になって上図。
△７九竜には▲７七玉で王手千日手で反則負けになりかねません。
実戦は△７三香がぴったりの一手で、銀か馬を取ることができれば攻めは切れない格好。
遠山六段が押し切り勝ちました。
将棋盤
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