ミレニアム対四間飛車△7二玉・6四金型9

今回は29手目▲5七銀の変化をみていきます。

①▲6八金寄 さらに気にせず囲う
②▲5七角  あたりを避ける
③▲5七銀  右銀の活用

▲5七銀以下
△5二飛▲4六銀△4二角▲4八角
△7三桂▲6八金寄△6二金▲5七銀


▲4八角はあたりを避けた手。
△7五歩には
▲同歩△同金▲2四歩
を用意しています。

△7三桂は攻め味を出しつつ▲6六歩を牽制しています。

▲5七銀は手損の手ですが、次に▲6六銀とすれば好形となります。

後手としては銀を上がられる前に動いていきたいところです。

▲5七銀以下
△5五歩▲同歩△7五歩▲同歩
△5五飛▲6六銀△5一飛▲7四歩
△同金▲7六歩

▲7六歩以下
△9五歩▲同歩△8五桂▲7五歩
△7七桂成▲同金△6四金▲5七歩
△5五桂▲7六桂△4七桂成▲6四桂
△同歩(結果図)


△4七桂成で7五金は、
▲同銀△同角▲5六歩
で先手の味がよさそうです。

結果図はいい勝負。

▲7四歩と直接的に攻める手や▲4五歩と絡める手、素朴に▲3九角と角を逃げる手が有力です。

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