今回は、令和６年２月24日に岩手囲碁センターで行われたカッパ杯囲碁大会の４局目の振り返りをしていきます。
黒番：つなよし
白番：Ｈ山 五段
第１図
Ｈ五段とは今年２度目の対局。
前回は課題は残る内容だったもののなんとか勝たせていただいています。
【振り返り】ノーマーク杯(令和６年１月度)に参加してきましたー１局目H山五段戦
白６とお相手から前回の進行から変化。
黒17は昔からある定石。
本当は参考図黒１と打ちたかったのですが、「あれっ、これどう打つんだっけ」となってしまい断念しました。
第２図
白20に対して手抜きで黒21カカリとしましたが、参考図黒１とするのが本手でしたか。
本譜は黒31とした形が味が悪く、面白くない展開にしてしまいました。
しかし、白32がヤキモチで、３線をわたっていきしっかり地を稼ぐことができました。
白40には黒41と２子を捨てるのが狙いの組み立てで、ペースを取り戻したと感じました。
第３図
黒43では参考図黒１と手抜きで応じるのがあったようです。
言われてみれば白から動き出していくのは少し味が悪い気がします。
本譜は３線はっていったところから動いているので変調だったかもしれません。
第４図
黒51は本手に思いましたが、代えて参考図のようにどんどん押していって間接的に断点を守るのが優りました。
本譜は白が弱い石を作ってしまったのがいけなく、黒はすべて生かしても大きな地をつけられる展開。
最後は白暴れていった結果、中央を飲み込むことに成功し押し切ることができました。
本大会は４戦全勝で優勝することができました。
１位になれたのは５か月振りだと思います。
久々の結果で喜びもひとしおです。
しかし、この結果に慢心せず、今後もより一層精進します。
