将棋倶楽部24奮闘記(令和5年2月第2週)

将棋実戦振り返りまとめ

はじめに

毎日実戦&振り返りを始めてから6週目に入りました。

先週はなんとか勝ち越しすることができました。
今週は安定して勝ちたいところです。

2月5日(対先手棒銀)

棒銀に対してどう受けるか方針が問われる上図。

ここで△4四角としましたが、代えて△5五歩も有力だったようです。
先手が一直線に銀を繰り出してきた場合は、△4二銀~△3三銀と受けて互角のようです。
天王山の歩が浮いてしまうのですが、取られても調子を求めていい勝負というのは現代的な発想な気がします。

銀のサバキはおさえこんでいますが、後手は指しての方針が難しいところ。
上図では△5五銀と揺さぶりをかけるのが有力でした。

実戦は△4二玉から囲いにいったため作戦負けに。
しかし、先手に途中で失着が生じて勝つことができました。

2月6日(先手右四間飛車対四間飛車△3二金型)

上図から▲7七角と筋とばかりに打ちましたが、▲4五銀が優ったようです。
△3三桂と指されていたら▲4五銀の予定でしたが、中央が薄いため無理筋のようです。

実戦は△3三角と合わせてくれたため、事なきを得ました。
以下は相手のミスもあり単手数で勝つことができました。

2月7日(先手右四間飛車エルモ囲い対四間飛車)

上図は△4三金と趣向を凝らしてきたところ。
先手は▲2八飛を予定していましたが、△3四金と力強く受けられてしまいます。

そのため▲4五歩と仕掛けましたが、利きが多いところなので疑問でした。
代えて▲5八金~▲4七金と、金には金で対抗するのが有力だったようです。

以降は190手におよぶ戦いになりましたが、競り負けてしまいました。

2月8日(後手ショーダンオリジナル対雁木+棒銀)

本局は棒銀で攻めかかってこられましたが、うまく対応して上図。

△5五角~△7二飛が3手一組の好手順でした。
相手のうっかりだったようで、先手はここで投了となりました。

2月9日(対力戦中飛車)

相手が中飛車に構えたものの角道を開けてこなかったため力戦調の将棋になりました。

上図から▲5六歩と打ちましたが、△4五歩に▲3七銀と引かされては変調でした(▲5七銀には△6四角)。
代えて▲3六飛が▲3七桂をみて堅実だったようです。

本局はこの後こちらの接続が切れてしまい無勝負になりました。

2月10日(先手ショーダンオリジナル対5筋歩突き雁木)

上図は昔ながらの雁木との戦い。
▲4五歩と仕掛けていきましたが、代えて▲5五歩と突き捨ててから4筋の歩を突いたほうが効果的だったかもしれません。

本局も環境が整い切れておらず接続が切れて無勝負に。
昨日といい、お相手には申し訳ないことをしました。

2月11日(後手角交換四間飛車対中住まい)

今週最後の対局は対角交換振り飛車。
意外にも今年初めての対峙となります。

上図は銀桂交換から強引にサバキにきたところ。
ここで▲3四銀と打ちましたが、△3五歩とされて変調でした。
代えて▲8四歩が急所の手で、後手玉が少しでも動けば▲5六角や▲3四角が王手飛車取りになるので厳しかったです。

ただし、本譜も先手が悪くなったわけではなかったため、以降うまくまとめて勝つことができました。

おわりに

今週の戦績は4勝1敗2無勝負に終わりました。
内容としても悪くはなかったのですが、接続切れが2局もあったのはお相手に失礼だったので気をつけたいと思います。

総合 4勝1敗2無勝負(通算25勝15敗2無勝負)
1月 20勝11敗
2月 5勝4敗2無勝負

相居飛車戦     2勝0敗1無勝負(通算16勝6敗1無勝負)

対四間飛車     1勝1敗(通算6勝5敗)
対中飛車          (通算1勝1敗)
対三間飛車(袖飛車)     (通算0勝1敗)
対石田流          (通算0勝1敗)
対角交換振り飛車  1勝0敗
対力戦振り飛車   1無勝負(通算1勝1敗1無勝負)

先手番 2勝1敗2無勝負(今年通算12勝10敗2無勝負)
後手番 2勝0敗(今年通算13勝5敗)

タイトルとURLをコピーしました