今回は、2023年(令和5年)8月8日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、岡部怜央 四段 対 三浦弘行 九段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(２０２３年９月１１日許諾済み)。
主催：朝日新聞社、日本将棋連盟
先手：岡部怜央 四段
後手：三浦弘行 九段
岡部四段は岡井アマに勝ち本局へ進出。
三浦九段は本局が初戦。前大会では斎藤明日斗先生に敗れています。
【ハイライト】第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選２ブロック・斎藤(明)ー三浦戦
戦型は後手の三浦九段が横歩取りに誘導。
△４一玉型から角を打ちなおす趣向を採用されました。
上図では△６五桂と指せば普通でしたが、
△８六歩▲同歩△同飛▲８七歩
△７六飛▲７七銀△同飛成
と強攻策を決行。
この踏み込みが基地と出るか凶と出るか‥
上図は馬取りがかかっていますが、▲７一飛上成が英断。
この攻めが止まらず、うまく切り返した岡部四段の快勝となりました。
将棋盤
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