【ハイライト】第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選2ブロック・斎藤(明)ー三浦戦

今回は、2022年(令和4年)7月21日に行われた第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選2ブロック、斎藤明日斗 五段ー三浦弘行 九段戦をハイライトでお送りします。
第16回朝日杯将棋オープン戦<一次予選> (shogi.or.jp)
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます。

主催:朝日新聞社、日本将棋連盟

先手:斎藤明日斗 五段
後手:三浦弘行 九段

戦型は横歩取りに三浦九段が△3三桂戦法を採用。

三浦九段の裏芸として知られていますが、実際に指すのは2018年以来となるようです。

先手の斎藤五段は8筋に歩を打たない突っ張った組み立て。

更に▲1七桂と積極的に動いていきます。

数手進んで上図。

ここで▲9五歩が鋭い一手でした。
△9五同歩には▲9二歩から▲8四桂の筋があり、後手は手抜きで応じるよりありません。

更に数手進んで上図。

ここで飛車を逃げずに▲2六桂と切り返したのが好手。
飛車の取り合いになれば先手に分があり、以下も寄せが冴えわたった斎藤五段の勝ちとなりました。

将棋盤

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