【ハイライト】第17回朝日杯将棋オープン戦一次予選5ブロック・小山ー荒田戦

今回は、2023年(令和5年)2月23日に行われた第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント、小山怜央 四段 対 荒田敏史 アマ戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます(2023年9月11日許諾済み)。

主催:朝日新聞社、日本将棋連盟

先手:小山怜央 四段
後手:荒田敏史 アマ

小山四段は前回はアマ側で出場。
アマチュア初の一次予選通過で話題となりました。
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戦型は横歩取りに。
小山四段は現代流の▲5八玉ではなく▲3六飛からじっくりした方針をとりました。

上図から▲1五歩が意表を突く一手。
△1五同歩なら▲1二歩から崩していく狙いなのは分かるのですが、香車のラインが桂馬で止まっているため手を抜かれる公算が高く指しにくい手に思います。

実戦も△3八歩と切り返し、激戦となりました。

上図では△2八飛が有力。
▲6八銀には△同角成~△3九銀がうるさかったです。

実戦は△2九飛としたため、▲6八銀△9九角成とするよりなくなり攻めが遠ざかる格好に。
ここからペースをつかんだ先手の小山四段の勝利となりました。

将棋盤

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