ミレニアム対四間飛車△7二玉・6四金型13

今回は37手目▲5九銀の変化をみていきます。

①▲3七桂
②▲5九銀
③▲7九銀

銀が離れている瞬間なので、後手は△5五歩と仕掛けてみたいところ。

△5五歩以下
▲2四歩△同歩▲5五歩△2二飛
▲6八銀

後手は△5六歩も有力ですが、
▲5六同金△5五銀▲6七銀
がぴったりの受けとなります。

代えて△6三金寄が考えられ、
▲7九銀右△5六歩▲6八角△5五銀
▲3七桂

が想定されます。

▲3七桂以下
△5四金▲3五歩△6五歩▲3四歩
△4四角▲6五桂△6四歩▲5三桂成(結果図)

結果図の桂の成り捨てが機敏な一着。

・△同角で取るのは▲3三歩成~3四歩
・△同金上で取るのは▲2四飛
・△同金引で取るのは▲4五桂
でいずれも攻めが続きます。

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