先手四間飛車対△６五歩早仕掛け⑤

上図は△４四角と変化したところ。
実戦例はないのですが、居飛車の自陣角は対抗形での頻出の筋ですので考えてみたいところです。

△４四角以下
▲３四歩△８八飛成▲３三桂△同桂
▲同歩成△同角▲４五桂△７七角成
▲３四歩△２一桂

△８八飛成で７七角成は▲９五角が嫌なところ。

受けながら△７七角成として後手が調子よさそうですが…

上図から▲６二飛成が強手。

以下
△６二同銀▲３三銀△同桂▲同歩成
△２一玉▲３四桂(結果図)
と進んで、先手の攻めが刺さった格好となります。