【19路研究】小目に一間高ガカリ・二間高バサミ②

前回は上図で黒Aに対する変化について触れました。

今回は、黒がB、Cと打ってきた場合の変化をみていきます。

【変化B】
黒1~3とツケヒキは有力な変化。

白6では11と打って穏やかに打つのもあります。

白16まで、黒は中央の黒を補強するか、右辺の黒一子を助けるか。
空中戦が続きます。

【C-①】
黒1はハリがない手に感じるかもしれませんが、意外にも白がリードできる手順はなさそうです。

白2では別法があるため後述します。
ここで3とおさえるのは、黒に14とツケられて微妙なところです。

本譜は黒の実利、白の厚みという展開。
白16までが想定された進行です。

黒は続けて打つならAが妥当なところ。
Bと一子を助けようとしてしまうと、白C、黒D、白Eと進んで白の厚みがより強固なものとなります。

【C-②】
白2からツケヒキで応じれば分かりやすい。

白6まで簡明な定石の出来上がりです。
黒は続けて
Aと上辺と大切にする手
Bとコスミで白を追及する手
Cと右辺を重視する手
が有力となります。

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