四間飛車対右四間飛車ー▲7九銀保留型①

今回から数回に分けて▲7九銀保留型について書いていきます。
左銀の動きを保留しておくことにより、右四間側が仕掛けてきた時に真っ向から受け止めるのではなく軽くいなしてカウンターを狙おうとしています。

上図以下
△9四歩▲4六歩 △6五歩 ▲同 歩
△同 銀▲2二角成△同 銀


△9四歩は昔研究したことがある手。
△6五同銀まで進んだ時に▲6三歩~▲8二角に対して
△9三香▲9一角成△7一金
を用意しています。
四間飛車対右四間飛車① | とある岩手県民の将棋研究 (ameblo.jp)

これで仕掛けが成立していればいいのですが‥

上図以下
▲3六角 △5四銀 ▲6二飛成 △同 金
▲8二飛 △5二金寄▲6八銀(結果図)


▲3六角が切り返しの好打。
仮に▲7五歩が▲3六歩に代わっていたとしても、▲4五角が好手となります。

△5四銀で△5四歩は▲7七桂がありますし、△5四角には▲同角△同歩▲2六角で先手十分です。

本譜も飛車交換は先手に利があり、後手失敗となります。

将棋盤

 0

タイトルとURLをコピーしました