将棋倶楽部24奮闘記(令和5年2月第3週)

将棋実戦振り返りまとめ

はじめに

毎日実戦&振り返りを始めてから7週目に入りました。

先週は接続切れを起こしてしまったものの、内容としてはまずまずでしたのでこの勢いで今週もがんなります。

2月12日(後手ショーダンオリジナル対銀矢倉)

後手の5筋位取りに対し、銀矢倉で対抗されたのは初めてかもしれません。

上図は▲3五歩と攻め合いを目指されたところ。
ここで実戦は△5三角としましたが、▲3六金と指されてイマイチでした。
▲3四歩と取り込まれた際に角上がりは有効なようです。

代えて
△8六歩▲同銀△6六歩▲同銀
△7六歩
が有力でした。

本譜はここから大苦戦に陥りますが、最終盤で相手に落手があり頓死筋に入って拾わせてもらいました。

2月13日(後手ショーダンオリジナル対左美濃)

上図から△5六同歩と手拍子で取ってしまいましたが、代えて△6五歩も有力でした。

相手の手を利用した攻めの手で、こちらのほうが感触いいですね。

上図は苦しい将棋を逆転したところ。

ここでは△9九銀が必至となり、指せていれば勝着になっていたことでしょう。
実戦は△6八銀成から詰ましにいきましたが、詰みがなかったため再逆転を許して負けにしてしまいました。

2月14日(対アヒル戦法)

戦型は後手がアヒル戦法を採用。
将棋倶楽部24で指されたのは初めてだと思います。

上図から▲5七銀としましたが、
△5七角成→△3九銀→△2八歩
という攻めがあるんですね。局後に検討して初めて知りました。
先手はこの筋を警戒しながら駒組みしなければいけませんでした。

実戦は後手は仕掛けを見送り、厚みで押していって制勝することができました。

2月15日(対角交換四間飛車)

上図は先手の角交換四間飛車から力戦調の将棋に。

先手から桂交換にきたところで、後手は当然△4五同角が有力でした。
実戦は△7六歩と工夫しましたが、▲6五歩からいたずらに複雑にしてしまい不利になりました。

後手敗勢で進んでいましたが、上図は挽回のチャンスを迎えていました。

△6六銀不成と指せていれば7五の桂馬を外せるため(▲6六同玉には△7七角成でトン死)、これなら激戦でした。
しかし、実戦は秒に追われて△4六歩と指してしまったため負けにしてしまいました。

2月16日(対石田流)

本局は先手の石田流から力戦の将棋に。

上図から△7六歩と飛車を閉じ込める手が有力でしたが、△8五歩と何の狙いもない手を指してしまい不利にしてしまいました。

前日同様、敗勢からチャンスを迎えたところ。

ここで△4八歩が好手。
以下▲7一竜に△3九角から即詰みに討ちとることができました。

今回は好機を見逃さず、ホッとしました。

2月17日(後手ショーダンオリジナル)

本局は後手の5筋位取りに対して▲7七金型と趣向を凝らされました。

上図から△3三銀としましたが、△4三銀も有力。
▲2六銀からの棒銀が気になりましたが、△3一角~△6四角があるため大丈夫なようです。

実戦はここから相手に一失があり、後手が押し切りました。

2月18日(対棒銀)

上図は▲4五歩と角の態度を聞かれたところ。
ここでは△5三角と次に△7五歩と突く手をみせて攻勢を取るべきでした。

実戦は悩んだ末に△6二角としましたが、▲1五歩~▲6八角が秀逸な組み立てでした。
以降もペースをつかめず、押し切られてしまいました。

おわりに

今週は後手番が多く、4勝3敗に終わりました。
しかし、手番は関係なく序盤中盤終盤スキしかないので修正していきます。

総合 4勝3敗(通算29勝18敗2無勝負)
1月 20勝11敗
2月 9勝7敗2無勝負

相居飛車戦     2勝2敗(通算18勝8敗1無勝負)

対四間飛車         (通算6勝5敗)
対中飛車          (通算1勝1敗)
対三間飛車(袖飛車)     (通算0勝1敗)
対石田流      1勝0敗(通算1勝1敗)
対角交換振り飛車  0勝1敗(通算1勝1敗)
対力戦振り飛車       (通算1勝1敗1無勝負)

対奇襲戦法(アヒル戦法)1勝0敗

先手番 1勝0敗(今年通算13勝10敗2無勝負)
後手番 3勝3敗(今年通算16勝8敗)

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