【振り返り】ノーマーク杯(令和5年4月度)に参加してきました。

今回は、令和5年4月15日に岩手囲碁センターで行われたノーマーク杯囲碁大会の参加振り返りをしていきます。

本大会は毎月行われているのですが、都合が合わずで3か月振りの参加となりました。
【振り返り】ノーマーク杯(令和5年1月度)に参加してきました。

初戦はK崎五段との対局。
私の白番となりました。

白12ではAが愛用していた布石でしたが、この時は足早に打ってみたい気分でした。

黒17ではBと打つ一手だと思っていたので意表を突かれました。
白22ではBと切って強く戦う手が優りました。
本譜は無難ではありますが、妥協した手ともいえます。

実戦はここから激戦となりましたが、半目勝ちと際どく制することができました。

2戦目はO川五段との対局。
私の黒番になりました。

白12・14はO五段がよく打つ趣向。
こちらも黒17までは用意の手順でした。

白18で20なら、黒Aと白Bを利かしてから黒Cと打つ調子のようです。
黒19では20と強く反発するところだったかもしれません。

黒21・23では手抜きで打つ手をAIは推奨していますが、薄くて私では打ちこなせることができませんね。
実戦はこのあと黒がDから白の大石に襲い掛かる展開になり、大差勝ちとなりました。

3戦目はI(博)五段との対局。
私の白番になりました。

白14まではまずまずの布石と感じていましたが、黒15に対して右上を補強すべきかどうか悩みました。
実戦は白16でAと打ったのですが、薄い打ち方なのでBと補強すべきだったと思います。

以降は細かい碁になり、作って3目半負けとなりました。

4戦目はF(こ)1級との5子局。
2度目の対局となりました。

以前は小ゲイマ受けとコスミツケと併用してたと思うのですが、本局ではコスミツケに代えて一間受けを混ぜてきました。
黒10、12の受けは違和感のある手ですが、黒14、16、18は本手という感じがして容易でないなと感じました。

黒22からいきなり戦いの碁に。
こういった手をノータイムで仕掛けてくるのですから子供は怖いですね。

白31以降の進行は忘れてしまったのですが、激しい戦いを制して勝つことができました。

最終戦はF越五段との対局。
私の白番となりました。

白12では1回戦のようにAも考えたところ。
黒13の両ビラキは意外と打たれた記憶がないのでどう対応するか悩みました。

白14では15のシマリの比較で、どちらも同じくらい有力でした。

白22では疑問手。
ここは明らかにBと打つほうが得でした。
右上の強度により、黒23に対して白Cツケ等と仕掛けやすくなります。

白26ではDコスミと打つのが本手だったかもしれません。
本譜はトビトビの苦手な空中戦にしてしまい、負けてしまいました。

最終戦は勝てば2位入賞だっただけに悔しさもひとしおですが、久々の大会参加だったので仕方ない面もあります。
来週も囲碁大会に参加する予定ですので、またがんばりたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました