今回は、第36回アマ竜王戦岩手県予選・決勝トーナメント１回戦の自戦記をお送りします。
予選リーグは２連勝で通過。
この勢いで決勝トーナメントも勝ち上がりたいという思いがありました。
先手：つなよし
後手：Ｏ川 三段
初手から以下
▲４八銀 △８四歩 ▲７八金 △８五歩
▲２六歩 △３四歩 ▲２五歩 △３三角
▲９六歩 △４二銀 ▲５六歩 △３二金
▲５七銀 △７二銀 ▲７六歩 △７四歩
▲５五歩 △７三銀 ▲６九玉 △６四銀
▲６六銀 △８六歩 ▲同 歩 △同 飛
▲８七歩 △８二飛 ▲６八銀 △４一玉
▲５七銀上 △７三桂 ▲５六銀 △４四歩
▲５八金 △４三銀 ▲４六歩 △５二金
▲３六歩 △３一玉 ▲４七金 △１四歩
▲１六歩 △９四歩 ▲３七桂
本ブログでは紹介していませんが、Ｏ川三段とは先月も対局しています。
その際は勝たせてもらっていますが、若手のホープとして注目されている選手の１人です。
上図以下
△４二金右▲７九角 △５二金 ▲４五歩
△同 歩 ▲３五歩 △同 歩 ▲同 角
△２二角
△４二金右～△５二金は後手番特有の待機戦術。
先手はこれ以上有効な手がないため、▲４五歩から仕掛けていきました。
上図以下
▲３六金 △４四銀 ▲２四歩 △同 歩
▲２三歩 △同 金 ▲２四角 △同 金
▲同 飛 △４二金 ▲２三歩 △３三角
▲３六金は自然な手に思っていたのですが、疑問手。
代えて▲２四歩～▲４五銀と指すべきだったようです。
本譜は２筋を攻略して優位を築けたと思ったのですが‥
上図以下
▲２八飛 △２七歩 ▲５八飛 △８八歩
▲同 金 △２四角 ▲３四金 △５五銀左
▲２八飛では▲２六飛が優りました。
本譜は△２七歩が△３八角をみせられてうまい切り返しでした。
更に△５五銀左が意表を突かれる手で、最も動揺した局面でした。
上図以下
▲２二歩成 △４一玉 ▲４三歩 △５二金
▲５五銀左 △同 銀 ▲２四金 △５六銀
▲３二と △５一玉
▲２二歩成は後手玉を危険地帯におびきよせようとした手でしたが、△４一玉が冷静。
▲４三歩または▲５五銀左では▲５五銀直としたほうがよかったようです。
上図以下
▲７一角 △４七角 ▲７八金 △５八角成
▲７九玉 △６七銀成▲８二角成 △７八成銀
▲同 玉 △６八飛 ▲７七玉 △６七馬
まで94手で後手の勝ち
▲７一角が敗着。
代えて▲４二歩成から金を入手して▲４八金と埋めればまだまだの将棋でした。
本譜は△４七角が詰めろで、以下は受けても一手一手となってしまい押し切られました。
本局の敗戦により本大会は県ベスト32で終了。
次の県大会はもっと上へうけるようがんばります。
0手
