上図は▲５五歩に対して△６三銀と引いたところ。
先手の狙いをかわして後手玉をかためた手となります。
上図以下
▲５六銀左 △３五歩▲９五歩 △同 歩
▲同 香 △９三歩▲８六角 △３六歩
▲同 歩 △同 飛▲３七歩 △３四飛
上図以下
▲６五歩 △同 歩 ▲７七桂 △１四歩
▲６五桂 △６四銀右▲８四歩 △同 歩
▲５四歩 △同 歩 ▲５三歩
６筋を突き捨ててから▲７七桂が調子のいい攻め。
更に８筋、５筋を突き捨て、▲５三歩とたたみかけていきます。
上図以下
△５一金▲６四角 △同 銀▲８四飛
△８三歩▲７四飛 △６三玉▲７五銀
△同 銀▲同 歩 △６四歩▲５二銀（結果図）
上図で△５三同銀なら▲同桂成～▲６八飛がぴったり。
本譜は角切りから▲８四飛がシンプルながら厳しい攻め。
△６三玉には▲７五銀と飛車にヒモをつけておくのが継続手で、結果図は先手優勢となります。
