相掛かり棒銀対△3三角型③

今回は25手目▲5八金の変化をみていきます

①▲1六歩 初期によくみられた手
②▲5八金 じっくり囲う
③▲6六角 角交換を図る

▲5八金はプロ棋戦で近年も指されており、有力な変化とみていいでしょう。

▲5八金以下
△4二玉▲6六歩△2四歩

△2四歩から銀冠を目指すのが棒銀対策として定着化しつつある構想。

対して先手は▲6八銀が有力なのですが、ここでは▲2五歩がなぜダメなのかみてみましょう。

△2五同歩▲同銀△3五歩▲2四歩
△1四歩(結果図)


銀が五段目に出てきたタイミングで△3五歩が飛車の横ラインを生かした筋。

続く△1四歩は1五歩~1三桂をみせており、先手は処置に窮します。
先手は攻めにいったかいがなく、後手優勢です。

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