定石のお勉強記録ー星にカカリ・一間バサミ①

今回は、星の一間バサミから白4とトビに打つ変化をみていきます。

対して黒5と二間ビラキに打つのが現代的な打ち方。

白が右上に打つとしたら、A~Dの4通りの手が考えられます。
順にみていきましょう。

【変化A①】
白6のツケから白8のキリがまずは考えられるところ。
白8で12と打つ変化は後述します。

対して黒は黒9のアテから黒11と両ノゾキで応じるのが有力。
白16まで一段落となります。

【変化A②】
白8のノビから白10と切るのも考えられます。

対して黒は11のサガリが有力。
白は右下で小さく生きるくらい。
黒23で24と攻めを焦るのは、白Aのキリからコウ含みにされるのが気になります。

白24と生きさせて、黒25で一段落。
中央の白が不安定なため、黒が打ちやすい展開です。

【変化B】
白6と逆の黒石にツケる手から白8と切ってくる手も考えられます。

対して黒は黒9から隅を明け渡して転身するのが有力。
白14まで一段落。
以下、双方にとってAが大場となります。

【変化C】
白6と裏からツケて白8と切るのも考えられるところ。

対して黒9のサガリが好手。
黒19まで手堅く隅で生きるのが有力。
白20とAからの攻めを緩和して一段落です。

【変化D】
白6と三々に打ってきたら白10まで生きるのが相場。
黒9でAと打つのは配石との連携がよくないです。
また、白10でBとハネるのは中央の白石が傷ついてしまいます。

以下、白14までが一例。
次に白からはCやDが大きいです。

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