【横歩取り】青野流VS屋敷流⑤

上図は▲2五飛と変化したところ。
プロ棋戦ではみかけませんが、floodgate(コンピュータ連続対局場)では前例のある手となります。

▲2五飛以下
△2四歩▲3五飛△6二銀▲8七歩
△8四飛▲7七桂△7三桂


▲3五飛で▲2六飛は△8八角成~△4四角がありますし、▲2九飛には△7六飛~△3六飛で後手の調子がいいです。
これらの変化は黒田尭之先生の本にも書かれています。
黒田尭之の横歩取り研究―15のテーマとその結論 (マイナビ将棋BOOKS) | 黒田尭之 | 将棋 | Kindleストア | Amazon

△7三桂以下
▲7五歩△3四歩▲4五飛△4一玉
▲7四歩△同飛▲7五歩△8四飛
▲4六飛△6四歩▲8六歩△3二玉(結果図)


▲7五歩では▲4五桂も考えられるところ。
以下
△4四角▲3二飛成△2二金▲3四竜
△3三桂
が想定され、一局の将棋となります。

△4一玉では先に△6四歩もありますし、△4四歩と利かすのも有力です。

最終△3二玉で△6三銀だと、▲8五桂と仕掛けられるのが気になるところ。
結果図はこれからの将棋となります。

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