今回は、2022年(令和４年)７月９日に行われた第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選、福間健太アマ 対古賀悠聖四段戦をハイライトでお送りします。
棋譜利用の許可を下さった主催者様に感謝申し上げます。
主催：朝日新聞社、日本将棋連盟
先手：福間健太アマ
後手：古賀悠聖四段
戦型は先手の振り飛車対後手の居飛車の対抗形に。
古賀四段が△１二香と居飛車穴熊をみせたのに対し、福間アマは▲８八飛と三間飛車から向かい飛車に振りなおして応戦しました。
先手が仕掛けて上図。
△３一玉が用意の受けで、▲１一角成としても空振りに終わります。
後手としては、仕掛けられたというよりは、仕掛けさせたというところです。
後手優勢となり上図。
△５八同成桂と応じても悪くない、本譜は△４八角が面白い攻めでした。
△４八角以下、
▲６七金△５八成桂▲４八金△同成桂
▲同飛△９二香
と進んで下図
実戦は▲９一飛と指しましたが、△３七銀からの攻めが厳しかったです。
代えて▲９八飛と飛車を取りにくい展開にすればもうひと粘りだったと思います。
本譜は古賀四段の指しまわしが光り、後手完勝となりました。
将棋盤
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