将棋倶楽部24奮闘記(令和5年1月第2週)

はじめに

今年から1日1回将棋倶楽部24での実戦と振り返りを書くことに決めて2週目に入りました。

先週は5勝2敗と勝ち越すことができたので、今週も勢いに乗りたいところです。

1月8日(対先手力戦振り飛車)

序盤は先手が三間飛車でしたが、駆け引きの末に角交換から向かい飛車にしてきました。

▲5六歩に反応し、△6五銀~△5六銀が好便でリードを奪うことができました。
しかし、終盤でミスが出て負けてしまいました。

1月9日(右四間飛車対四間飛車)

上図は類型を研究したことがあるのですが、このタイミングで角を上がってくるのはなぜか考えたことがありませんでした。
四間飛車対右四間飛車ー▲7九銀保留型③

上図から▲4五歩と仕掛けましたが、
△4五同歩▲同銀△8八角成
▲同金と取るよりないようでは明らかに変調でした。
代えて▲2八飛または▲5八金とし、飛車先突破か▲4七金~▲3六歩を狙うべきでした。

本譜は二転三転ありましたが、好機を生かせず敗れてしまいました。

1月10日(右四間飛車対四間飛車)

2日連続で右四間飛車対四間飛車になりました。

上図は△4三銀型に対して上手く仕掛けて優位にたてたところ。
ここでは▲3二銀も読んでいましたが、イモ筋とみて採用しませんでした。
また、▲3三銀と打ち込んでじっと桂成りをみるのも有力だったようです。

しかし、本譜は筋よくと思っての▲5五角が疑問手。
あっさり△5五同角と取られ、二枚飛車の攻めも5筋に底歩が利くため効果的にならずリードをふいにしてしまいました。

本局も敗れ、連敗記録を3に伸ばしてしまいました‥

1月11日(対先手力戦振り飛車)

こちらが角道を空けていないところで先手が石田流を明示。
気合いで棒金から厚みを築いて戦いましたが、AIの評価はあまりよくなかったようです。

上図は好機とみて△5二飛と動きましたが、
▲5五歩△同銀▲7六歩△6四銀
▲7五歩△同銀▲7六銀
と反動でサバキの調子を得られてしまい不利にしてしまいました。

しかし、終盤で相手に錯覚が生じて逆転勝ち。
なんとか連敗を止めることができました。

1月12日(右四間飛車対四間飛車)

今週3局目の対四間飛車。
先手番ではありますが、タップミスで一度飛車を5筋までいきすぎてしまっているので実質後手番です。

△3五歩・△3三角の形は先日も指されていますが、本局ではまだ先手陣が整っていないので▲7九金や▲5八金と整備する手が有力でした。

本譜は▲3六歩と早々に開戦。
以下
△3六同歩▲3八飛△4五歩
と進んで一局ではありましたが、続いて▲4五同歩としてしまったため△8八角成~△3二飛とされてしまい不利になってしまいました。
▲4五同歩では代えて▲3三同角成~▲3六飛と指すべきでした。

終盤まで苦しい将棋が続きましたが、相手の落手によりなんとか拾い勝ちしました。

1月13日(ショーダンオリジナル対矢倉)

今週初の居飛車戦は歩の小競り合いじっくりとした戦いに。

上図から
▲2四歩→▲2五歩→▲2四歩
が垂れ歩の手筋。
早々に攻めの拠点を作って手ごたえを感じました。

途中形勢を悪くしたところもありましたが、切り抜けてから安定して指すことができて勝利。
3連敗から3連勝となりました。

1月14日(右四間飛車対石田流)

今年初の対石田流。
実はあまり指されないので研究も行き届いていないのが本音です。

実戦は
▲5五銀△4三銀▲4五歩△同歩
▲同飛

と進めたのですが、△5四歩と突かれたら▲6六銀と引くよりないためイマイチでした。
(実戦は△5四歩に代えて△3六歩でした)
通常の三間飛車ですと△5四歩には▲4四歩があるため有力な攻め筋なのですが、石田流ですと△3四銀と逃げられていけませんね。

以降もペースをつかめないまま完敗となりました。

おわりに

3連敗から3連勝と盛り返しましたが、今週最後の対局は敗れて3勝4敗と負け越しに終わりました。

仕掛け周辺からおかしくして負けてしまうことが多かったので、スキマ時間で研究を穴を埋めていきたいと思います。


相居飛車戦   1勝0敗(通算3勝1敗)
対四間飛車   1勝2敗(通算4勝3敗)
対石田流    0勝1敗
対力戦振り飛車 1勝1敗

先手番 1勝3敗(今年通算4勝4敗)
後手番 2勝1敗(今年通算4勝2敗)

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