脇システム同型の研究ー端歩突き合い型⑬

今回は、54手目△1四歩の変化をみていきます。

①△6二飛
②△1四歩

▲1四同香△1二歩▲6三角成
までは必然の進行といえるでしょう。

ここでは
①△5三金
②△5三銀
が考えられます。

③△7三銀も有力ですが、△5三銀の変化に合流するため割愛します。

まずは①△5三金の変化をみていきます。

▲4一馬△8六歩▲同銀△5二銀
▲5一馬△4二銀▲同馬△同金

までは定跡化された進行です。

▲4一馬で7四馬は、△6三銀で本譜より形よく馬を捕らえられます。

△8六歩は攻めの手ですが、▲8四香に備えた手でもあります。
本譜▲4二馬で8五香なら、△8三歩で受かります。

上図では2つの手が考えられます。
①▲3五歩
②▲1三香成

それぞれ別投稿でみていきます。

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