四間飛車▲6七銀型対右四間飛車エルモ囲いー△7四歩・8四歩型⑫

上図は△5六銀と変化したところ。
カッとなって▲6二飛成や▲5六同銀と応じてしまうと飛車交換から打ちこまれて後手の思うツボ。
先手は冷静に応じる必要があります。

上図以下
▲6三歩

上図以下
△4七銀成 ▲同金左

△4七銀成に▲6二歩成は、△5八成銀~△4九銀と迫られるのが案外うるさいです。

▲4七同金左とここでも自重するのが好手となります。

上図以下
△9二飛▲4五桂 △2二角 ▲6四飛
△5四銀▲同 銀 △8八角成▲5三桂成
△5五馬▲7四飛(結果図)


△9二飛に代えて△5二飛は▲6二銀が露骨ながら厳しい攻め。
本譜も▲6四飛が軽いサバキで手が続きます。

△5四銀は▲5六銀と打ってくれれば千日手という手ですが、あっさり▲5四同銀と取って▲5三桂成と踏み込むのが好判断。
結果図は飛車成りが受けにくく、先手優勢です。

将棋盤

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