【振り返り】第58期岩手王座戦囲碁大会中央地区予選

今回は、令和4年11月6日に岩手囲碁センターで行われた第58期岩手王座戦囲碁大会中央地区予選の参加振り返りをしていきます。

来年4月に行われる県大会への代表権8枠を20名で争うことになりました。
持ち時間45分切れ負け。オール互先です。

初戦はC鉢氏との対局。

私の黒番。
白2、4の高目は久々に打たれましたが、黒5と三々にカカることだけは決めていました。

黒11では下からハネるなら単に13が優りました。
本譜アテを決めたなら、黒13では14と打つべきでした。

おかしいなとは感じつつも、左上でまた同じミスをしてしまっては勝てるものも勝てませんね。
本局は最後は大石が死んでしまい、中押し負けとなりました。

2戦目はI藤氏との対局。
地区代表常連の強敵です。

私の黒番。
白6の一間バサミも久しぶりに打たれたので定石は不安なところがありました。

黒17ではAから黒2子を引きだすのも有力でした。
白20はそつのない利かしに見えて、味を消してしまう手のようです。
黒27ではBも有力だったようで、センスのいい手ですね。

本譜はまずまずの布石。
中盤で盛大にやらかしてしまいましたが、徐々に盛り返していき3目半勝ちとなりました。

3戦目はK澤君との対局。
ハンデ戦での対局のみですが、2戦2敗中の難敵です。

私の黒番。
黒25ではAと打って隅と辺への展開を見合いにするのが有力だったようですが、対局時は全然考えていませんでした。

白34ではBとコスミに打たれたほうが困りました。
本譜は35と生き形を作って黒が少しリード。
以下あやしい局面もありましたが、なんとか勝つことができました。

代表決定戦となった4戦目はF野氏との対局。
ハンデ戦では五分の戦績ですが、ノーハンデでは初めての対局となります。

私の白番。
黒5の二間高ジマリも久々の布石。
ハンデのある大会に参加することが多いので、オール互先での本大会ではどうしても経験の少ない手は避けられません。

白20では21と黒石を丸々狙いにいくべきでした。
本譜は黒27で白に気の利いた手が見当たらず、ここで不利を感じました。
以下はなんとか数え碁に持ち込みましたが、7目半負けとなりました。

代表権獲得まであと一歩でしたが、どの対局も課題が多く残る内容で勉強不足の感はいなめませんでした。
またがんばります。

タイトルとURLをコピーしました